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心理学の教科書

心理学の教科書
あなたはどうして喜び、悲しみ、泣き、笑うのか?
高橋 美保
2003年11月
税込価格:1470円
ISBN4-7569-0699-0

欲望、対人関係、感情、記憶など、心理学の立場から解明する。心理学の重要項目がよくわかる。

:内容概略:
あなたはどうして喜び、悲しみ、泣き、笑うのか? あなたは自分の気持ちを、本当に理解していますか?
なぜその服を着て、その髪型で、好きな人がいて、嫌いな人がいるのでしょうか?
『心理学の教科書』では、こころのしくみと秘密をゆっくり解きほぐします。 なぜかやる気がわかなかない、なぜか人間関係がうまくいかない、なぜか大事なところでミスをしてしまう……。
そんなこころの不思議と疑問を、心理学の観点から理解し、解決していきます。


【主要目次】
はじめに●
 
第1章●
感情の心理学
  1 喜怒哀楽のしくみ 感情、心、行動
● 喜怒哀楽はどんなしくみなのか?
● 感情が人をつくる?
● 性格の傾向はこうしてつくられる
2 感情が起こるしくみ 表情が感情をつくる?
● 感情が起こるしくみ
● 「泣くから悲しい」ジェームズ・ランゲ説
● 顔の表情が気分をつくる?
     
3 フィーリングの正体とは?「なんとなく」
● 「フィーリング」というくせもの
● あれもこれもステキ! 「気分一致効果」
4 記憶のいたずら 人生は楽しい思い出ばかり?
● 人生は楽しい記憶で彩られる
● 幸せな記憶が残るしくみ
5 好き嫌いのしくみ「なぜか、好き…」
● 初対面なのになぜか好き?「転移」
● 知らないうちに転移は起こっている
● いつのまにか好感を抱いている「単純接触効果」
第2章●
人間関係の心理学
  1 人間関係の基本「幼少時の親子関係」
● 人間関係の基本は母子関係
2 なぜか疲れる人間関係「転移」と「愛着」
● なぜか相手を疲れさせる?「転移」
● 対人関係の基礎は、相手への信頼「愛着」
● 対人関係のパターンを方向づけるもの
3 人の印象を決めるもの「重要他者」と「暗黙の人格観」
● 人の好みを左右するもの「重要他者」
● 勝手に似ている人をあてはめる
● 自動的に敵味方を判断するシステム「暗黙の人格観」
4 友だち選びのメカニズム 友人の魅力とは?
● 席が近いと仲良くなる「近接性」
● 態度が似ていると仲良くなる「類似性 ─ 魅力仮説」
● 似たもの同士なのに仲が悪くなる?「自己評価維持モデル」
● 恋人選びとはちょっと違う
5 恋人選びのメカニズム 恋愛は「誤帰属」から?
● 恋愛は錯覚から始まる?
● あなたといるとなぜかドキドキする「誤帰属」
● 「誰でもいい」わけではない?
第3章●
記憶の心理学
  1 自分を成り立たせているもの「記憶」
● 記憶がなかったらどうなるか
● 記憶ができなくなった人
● 「わたし」は「わたしの記憶」である
● 記憶のしくみはどうなっているのか
2 記憶とは何か?「作動記憶」と「長期記憶」
● 作動記憶と長期記憶
● 長期記憶の種類
3 人間はなぜ「忘れる」のか? 忘却のしくみ
● 一番最初の記憶は何か?
● 忘却はなぜ起こるのか
● 忘却のしくみ(1)自然崩壊説
● 忘却のしくみ(2)干渉説
● 忘却のしくみ(3)抑圧説
● 忘却のしくみ(4)検索失敗説
4 記憶はゆがむ? 記憶を書きかえる方法
● 記憶をつくるものは何か?
● 記憶を書きかえる方法 「語法効果」
● 記憶はゆがむ?
  
5 記憶力がよいと幸福か?「適度な忘却」
● 記憶力がよすぎるという不幸
第4章●
感覚・知覚の心理学
  1 痛みと人間関係 感覚は経験から生まれる
● 感じることは生きること
● 「痛み」は何のためにあるのか
● 「痛みを感じない」病
● 痛みがわからないと他人を傷つける2 人間の超能力「感覚代行」
● 手で音を聞く?
● 指先の振動で文字を読む?
● 舌でも文字を読める?
● 目の見えない人の超能力?
3 感覚は変わっていく「順応」
● 感覚は慣れてしまう
● 暑くて寒い温度?
● どんなにおいにも人は慣れてしまう?
● 人間にもフェロモンがある?
● なぜ順応は必要なのか?
4 五感の限界「刺激閾」と「刺激頂」
● 私たちは「すべて」を感じることはできない
● 五感の限界「刺激頂」
第5章●
「やる気」の心理学
 

1 行動のおおもと「動機づけ」
● 動機づけとは何か?
2 刺激がないと耐えられない?「感覚遮断実験」
● 人間は生まれつきなまけ者?「感覚遮断実験」
● 人は刺激を求める存在である
3 無気力・あきらめの理由「学習性無力感」
● 無気力に陥ってしまうわけ
● あきらめを呼ぶもの「結果なき努力」
4 やる気の原動力「認知スタイル」
● やる気を決めるもの「原因帰属」
● 原因帰属の傾向と対策
5 やる気を生み出すもの「内発的動機づけ」
● 内発的動機づけと外発的動機づけ
● やっているうちに楽しくなる「機能的自律」
● ごほうびがやる気を失わせることもある
6 やる気の源「自己効力感」
● やり方がわかっても取り組めない?
● 「自己効力感」の高め方

第6章●
善と悪の心理学
 

1 善悪の判断「心」とは何か
● 「心」の正体とは何か?
2 生まれながらの犯罪者?「生得説」と「経験説」
● 罪をおかす人は生まれつき?
● 犯罪者は見かけでわかる?
● 犯罪者の脳には特徴がある?
● 犯罪者は育ち方で決まる?
● 環境のせいで罪を犯すのではない
3 人はなぜ罪を犯すのか(1)「強化理論」
● 善悪の判断基準とは何か?
● 罰があるからしない「強化理論」
● 善悪の判断基準は経験からつくられる
● 犯罪を防止する方法とは?
4 人はなぜ罪を犯すのか(2)「モデリング」
● 人がやっていることを見て覚える「モデリング」
● モデリングの抑止効果
5 人はなぜ罪を犯すのか(3)「状況の力」
● 人はどこまで人は残酷になれるか?
● 代理状態では残虐になれる「アイヒマン実験」
6 人はなぜ罪を犯すのか(4)「匿名性」
● 誰だかわからないからやってしまう──匿名か実名か
7 人はなぜ罪を犯すのか(5)「社会のルール」
● 「ふつうの社会」とは何か?
● アノミー化した社会「なぜ人殺しはいけないの?」

第7章●
脳と行動の心理学
 

1 脳と行動のしくみ 脳の働きとは何か?
● 脳と行動
● 24時間働いている脳
● 脳のアンテナ「カクテルパーティ効果」
● 行動のプランに合わせて思い出す「展望記憶」
2 脳のしくみと働き 10%しか使っていない?
● 脳のしくみと役割
● 脳は10パーセントしか使われていない?
3 右脳と左脳「分離脳患者の実験」
● 左脳は意識、右脳は無意識?
● 分離脳患者の実験(1)
● 分離脳患者の実験(2)
4 脳の力を上げる秘訣 脳を鍛える方法
● 脳の力をアップする秘訣はあるのか?
● 根拠がなくても効果が上がる?「プラセボ効果」
● 左手を使って能力開発できる?
● 頭がよくなる、本当の秘訣

第8章●
欲望の心理学
 

1 欲望の正体とは何か? モノをほしがる心
● どうして私たちはモノをほしがるのか
● 「生理的欲求」とは何か?
● 「社会的欲求」とは何か?
2 ブランドが好きな理由「理想に近づきたい!」
● 必要ではない、でもほしい!
● 自分に足りないもの「ブランド」
3 欲望はどんな形なのか「欲求階層説」
● マズローの「欲求階層説」

第9章●
心理学史の著名人たち
 

1 フロイト
● フロイトの経歴
● フロイトの「無意識」
● 精神−性的発達理論
● 心の構造論
2 ユング
● ユングの経歴
● 「個人的無意識」と「集合的無意識」
● ユングのタイプ論
3 エリクソン
● エリクソンの経歴
● 「ライフサイクル理論」
4 パブロフ
● パブロフの「条件反射」
5 ワトソン
● ワトソンの経歴

索引●
 

 

高橋 美保(たかはし・みほ)

1964年東京生まれ。
河合塾ライセンススクール心理職公務員講座担当講師、関西大学公務員受験研究会心理職コース講師、群馬大学非常勤講師(「キャリア開発論」担当)、群馬大学キャリアサポート室キャリアカウンセラー。上智大学文学部心理学科卒、東京藝術大学美術学部藝術学科中退。平成元年に心理職(当時)として労働省(当時。現厚生労働省)に入省。平成8年退職し、現在に至る。 得意ジャンルは「心理学全般」。
仕事がら大学生と接することが多く、昨今の若い人たちの間での臨床心理&カウンセラーブームに喝を入れつつ、教養としての心理学の大切さを説いている。
著作に『試験にでる心理学 社会心理学編』(北大路書房)、『試験にでる心理学 一般心理学編』(共著、北大路書房)などがある。


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